防災の日|高齢の親を災害からどう守るか──在宅介護の備えと施設の防災体制
9月1日は防災の日。高齢の親の避難を考えていますか
災害への備えというと、水や食料の備蓄を思い浮かべます。しかし高齢のご家族がいる場合、もっと切実な問題があります。「そもそも避難できるのか」という問題です。
足腰が弱っている、認知症がある、医療機器を使っている──こうした状態では、地震や水害の際に自力で避難所へ向かうことが困難です。福島県は東日本大震災を経験した地域であり、この課題を身をもって知る方も多いはずです。
本記事では、在宅で介護するご家族が今できる備えと、施設という選択肢が持つ防災上の意味を整理します。
在宅介護で、まず備えるべき5つのこと
① 避難行動要支援者名簿に登録する
自力避難が困難な方を市町村が把握し、災害時の支援につなげる制度です。お住まいの市町村の福祉窓口で申請できます。登録しておかないと、支援の対象として把握されません。
② 薬とお薬手帳を持ち出せるようにする
持病のある方にとって、薬の中断は命に関わります。お薬手帳のコピー、または写真をスマートフォンに保存しておくだけでも、避難先での処方につながります。
③ 停電に備える
在宅酸素・電動ベッド・吸引器などを使っている場合、停電は直接の危機です。予備電源の有無、停電時の連絡先を、あらかじめ機器の業者に確認しておきましょう。
④ 避難先を具体的に決めておく
一般の避難所は、高齢の方や介護が必要な方にとって過酷な環境です。市町村が指定する福祉避難所の場所を、事前に確認しておいてください。
⑤ 遠方の家族との連絡手段を決める
首都圏にお住まいで、ご実家が福島や栃木という場合、災害時に連絡が取れないことが最大の不安になります。災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を、親御さまと一緒に確認しておきましょう。
離れて暮らすご家族が抱える、もう一つの不安
「災害が起きても、自分はすぐに駆けつけられない」──首都圏にお住まいのご家族から、繰り返し伺うお言葉です。
新幹線が止まれば、東京から郡山へは数時間では着きません。道路が寸断されれば、さらに時間がかかります。その間、誰が親を支えるのか。これは備蓄では解決できない問題です。
遠距離介護の工夫についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
首都圏からのご相談も歓迎。費用・入所条件・見学を無料でご案内します。
施設という選択肢が持つ、防災上の意味
介護施設は、災害時の対応を前提に運営されています。宗德グループでも、次の体制を整えています。
・職員が24時間常駐し、夜間の災害にも初動対応できる
・避難訓練を定期的に実施し、避難経路と役割分担を職員が把握している
・非常用の食料・飲料水を備蓄している
・協力医療機関との連絡体制があり、急変時に医療につなげられる
・ご家族への安否連絡を行う体制がある
在宅で一人、または高齢のご夫婦だけで災害に直面する場合と比べ、「その場に支える人がいる」ことの意味は大きいものです。
防災は、施設を考えるきっかけになる
「まだ元気だから」と入所を先送りにしているご家庭は少なくありません。ただ、災害は本人の状態が悪化するのを待ってはくれません。
防災の日をきっかけに、「もし今、大きな災害が起きたら」を一度シミュレーションしてみてください。避難できない、連絡が取れない、駆けつけられない──そう気づいたなら、それは施設を検討し始めるタイミングです。
在宅と施設の判断軸はこちらの記事で整理しています。
備えのご相談も承ります
「すぐ入所ではないが、いざというときの受け皿を確保しておきたい」というご相談も歓迎します。ヴィラきみかげ荘は年中無休24時間体制で、緊急時のショートステイにも対応しています。
宗德グループ本部024-937-0380へ。首都圏にお住まいで、ご実家が福島・栃木というご家族からのご相談も多くいただいています。
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首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)にお住まいで、ご実家が郡山・那須近辺というご家族のご相談も多数。費用・入所条件・見学を無料でご案内します。