秋は、施設見学にもっとも適した季節です

施設見学の時期について、あまり語られていないことがあります。季節によって、見学のしやすさは大きく変わります。

夏は暑さで、ご本人にもご家族にも移動の負担が大きくなります。冬は東北・北関東では雪や路面凍結の影響を受けます。年末年始は施設側の対応も限られます。

その点、10月から11月は、気候が安定していて移動しやすく、ご本人を連れての見学もしやすい時期です。しかも、この時期に動けば年内の入所も視野に入ります。

秋に動くと、いつ入所できるか

逆算するとこうなります。

10月上旬:見学(複数施設)
10月中旬:入所申し込み
10月下旬〜11月:面談・訪問調査
11月〜12月:入所判定、空きが出れば契約・入所

ただし特養は申込順ではなく優先入所のため、この通りに進むとは限りません。それでも、動き始めなければ順番待ちの列にも並べません。

介護認定をまだ受けていない場合は、申請から結果まで約1か月かかります。並行して進めてください(秋の入所準備の記事参照)。

首都圏からまとめて回る、日程の組み方

東京から郡山までは新幹線で約80分、那須塩原までは約70〜80分です。日帰りも可能ですが、複数施設を見るなら1泊を組んだほうが確実です。

おすすめの組み方
・1日目午前:郡山エリア1〜2施設
・1日目午後:郡山エリアもう1施設、または実家の確認
・2日目午前:那須エリア1施設
・2日目午後:地域包括支援センターやケアマネジャーとの面談

見学は予約制が基本です。1〜2週間前には連絡してください。同日に複数施設を回る場合、移動時間を1時間程度は見込んでおくと安心です。

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見学で必ず確認したい5点

① においと表情
建物の新しさより重要です。排せつ物のにおいがこもっていないか。そして入居者と職員の表情。職員が入居者に話しかける口調は、施設の質を最も正直に表します。

② 医療的ケアの対応範囲
持病がある場合は最優先の確認事項です。「対応できます」ではなく、具体的に何ができて何ができないかを聞いてください。

③ 費用の総額と、保険外の費用
パンフレットの月額だけでなく、おむつ代・理美容代・医療費など保険外で毎月いくらかかるかを必ず確認します。

④ 夜間の職員体制
夜間に何人の職員がいるか。急変時にどう対応するか。ここは施設によって差が大きい部分です。

⑤ 面会のしやすさ
面会可能な時間帯、事前予約の要否。遠方のご家族にとっては、これが今後の関わり方を左右します。

詳しくは施設見学チェックリストをご覧ください。

ご本人を連れて行くべきか

よくいただくご質問です。答えは「状況による」としか言えませんが、判断材料をお伝えします。

連れて行くメリット:本人が納得しやすい。実際の反応が見られる。職員がご本人の状態を直接確認できる。

連れて行かないほうがよい場合:施設入所自体に強く抵抗している、移動の負担が大きい、環境の変化で混乱しやすい。

迷う場合は、まずご家族だけで見学し、候補を絞ってからご本人と再訪するという二段構えが現実的です。入所を拒まれている場合の進め方はこちらの記事をご覧ください。

見学後、どう進めるか

見学して「ここなら」と思えたら、その場で空き状況と申し込み方法を確認してください。特養は複数施設への同時申し込みが可能です。1施設に絞る必要はありません。

その後は、申込書の提出(書き方の記事)、面談・訪問調査(準備の記事)と進みます。

見学の日程調整、承ります

宗德グループは、福島県郡山市(ヴィラきみかげ荘・離庵)と栃木県那須郡(特養 葵水ヶ花)に施設があります。

首都圏からお越しのご家族には、1泊で複数施設を回る日程のご提案もいたします。他法人の施設との組み合わせについてもご相談ください。

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この記事を書いた人
宗德グループ 生活相談員チーム
首都圏からお越しのご家族の見学日程調整に、20年以上対応してきました。 著者プロフィール →
出典・参考文献
  1. 介護サービス情報公表システム:公式
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